年末調整後に確定する住民税の徴収方法、普通徴収・特別徴収についてより詳しくご説明いたします。

住民税の2種類の徴収方法（普通徴収・特別徴収）

住民税の徴収方法には、大きく分けて以下の2種類があります。

普通徴収
従業員の方が、納税通知書に基づいて、ご自身で納付する方法です。

納税義務者が自ら納付するため、事業主様の事務負担は少ないです。

従業員の方は6月、8月、10月、1月の年4回で納付するため、一度の負担額が大きくなる場合があります。

特別徴収
事業主が、従業員の給与から毎月住民税を天引きし、代わりに納付する方法です。従業員にとっては毎月少しずつ納付するため、負担が分散されますが、事業主の事務負担は大きくなります。

納税者本人に代わって納める特別徴収が義務化されており、従業員数が多い企業様にとっては、納付先の市区町村が増えて事務が煩雑になるという課題も生じています。

ダイレクト納税で納税を効率化

事務作業の煩雑化を回避するために、インターネット上で納付する「ダイレクト納税」という手段があります。

eLTAX（エルタックス）の「地方税共通納税システム」を利用することで、金融機関の窓口に出向くことなく、インターネット上で簡単に納税手続きを行うことができます。

ダイレクト納税のメリット

時間短縮：窓口への移動時間や待ち時間が不要になります。

手間軽減：納付書の作成や窓口での手続きが不要になります。

ミス防止：入力ミスによる納付漏れや延滞を防ぐことができます。

経理代行東京スマイル（ミネルバ税理士法人）のダイレクト納付サポート

経理代行東京スマイル（ミネルバ税理士法人）では、ダイレクト納付のお手続きを代行するサポートも行っています。

是非ご気軽にお問い合わせください